「言葉を残そう」

ブログ版非公開

良かったばかりも言ってられない。

内視鏡検査の結果は「異状なし」でした。ホントにここ2週間ほどは生きた心地がしませんでした。蓋を開けてみれば、当初可能性として言われていた「良性のポリープ」すら出来ておらず、終わってみれば何で胃カメラ呑んだんだよ、という笑い話になってくれて個人的には最良の結果となりました。
本来ならご報告以上書く事はないのですが、今後健康診断を控えている方や初めて胃カメラ呑むんだよーなんて方がいらっしゃるかもしれないので、私の受けた検査はこんなんでしたよ、というレポートを書いておきます。とても不安でしたし、初めての検査というだけでなんとも心細かったので、何か心構えや参考程度になればと思います。



まず胃カメラを飲む日ですが、健康診断の結果が出て、要再検査(D判定)だったからといって、電話一本で「すぐに胃カメラ入れてくれ」という予約は出来ないようです。結果を見た瞬間からひどく不安で、今すぐにでも検査して欲しい気持ちになると思うのですが、焦っても駄目みたいです。やはり一度診察してもらってから予約、という段取りが一般的みたいですね。バリウム飲んで駄目だったんだから胃カメラ確定なのは間違いないんですけどね。外来受付時間外に検査を行う病院が多いみたいです、朝早くとか、お昼休みとか。人気の病院だと下手すればひと月先まで一杯なんて事もあるようなので、早めに病院へ行きましょう。
でもって予約が無事取れましたと。まず前日夜9時以降の飲食は禁止です。水とお茶は大丈夫です。バリウム検査の時は、2時間前になったら何も飲むな、くらいのキツイ縛りがあったと思いますが、そこまでの事は言われませんでした。
私は心配だったので、水しか飲みませんでした。
当日は予約時間の15分から20分前までには病院へ行き、受付を済ませます。
看護婦さんに呼ばれます。
検査室にて、諸々の麻酔処理などを受けます。これは人によって、または受ける検査法によって違うと思うのですが、私の場合鼻から管を通すパターンだったので、直接鼻から麻酔を吸入しました。鼻から管を通す検査法の利点は、オエッとなりにくい、お医者さんと会話が出来る、などあるようです。特に胃カメラのイメージってとにかくえずく、という嫌な印象が強いので、もし可能なら鼻から入れてもらえる病院を探して受診してみてはいかがでしょうか。私個人の経験ですと、全くオエッとなりませんでした。うちの奥さんの友達の話だと、目から口から鼻から色んな液体が垂れ流しになる、と聞いていたのですが、どこからも何も出ませんでしたよ。
椅子に座って、少し上を向いて、看護婦さんに霧状の麻酔を鼻の穴に何度も噴射されます。
「苦いと思いますので、口の中に垂れて来たらごっくんせずに紙コップに出してくださいね」とコップを渡されたのですが、私全部飲んでしまいました。予想以上に苦いので、本気で飲まないことをお勧めします。吐き出す努力をした方が身のためです。しかしタイミング難しいですね、鼻から入ったものを口で受け止めて出すという作業を産まれてこの方やった事がなかったので。
ただ、苦いだけなら我慢できるのですが、やはりそこは麻酔薬なので、しばらくすると喉に異変を感じてきます。麻酔特有の「ボワーン」と腫れて来るような感覚です。正直この時が一番怖かったです。このまま気道が塞がって呼吸が出来なくなるんじゃないかと人知れずプチパニックを起こしました。「これは麻酔のせいなんだ、実際は何も変化していないはずだ」と自分に言い聞かせて冷静を装いましたが、めちゃくちゃ怖かったです。あとこの時唾を飲み込むのに結構な力を必要とします。飲み込まずに出せばいいだけの話だったのですが。
今思えばですが、鼻に麻酔をかけたはずが、ほとんど喉でその威力を発揮してしまい、はっきり言って鼻にちゃんと効いていたのか分かりません。
何分かそのまま待ちます。
やがて歯医者さんでよく見る診察台に座らされ、横になります。
この時仰向けではなく横向きになれるので、いくらか緊張感は和らぎます。
麻酔の事など既に忘れています。
この日の予約を取るべく診察を受けた日に、「うちは鼻から入れますけど、どうしても入らない場合は口から行いますんで」と言われた瞬間から嫌な予感がしていました。
私はその入らない側の人間なんじゃないか、と。
先生が登場し、「よろしくお願いしまーす」。
誰に言ったのか分からないので無視しました。
早口で、「とりえあえず右の鼻から入れますね駄目だったら左から入れます」と言われて目の前で管になんらかの液体を塗布。滑りをよくするローションだと思われます。先端が光を放ち、「入れます」からの、イタタタタタ!
嫌な予感が的中しました。見た目では分かりにくいのですが、鼻の穴の奥がやはり狭いらしく、直径4.9mmしかない筈の細い管ですら容易には入らないようです。
頭の中でミシミシ、と音がします。「おあ、裂けるかもしれない」と恐怖に駆られます。痛いです、無理です、と弱音を吐いたのですが、「もう少し、ここが一番狭い所」と言って取り合ってくれません。「…いけます?」と尋ねられてからの、本日MAXの痛み。「無理です!ああ…」と少し感情をこめて訴えましたが、「左を試してもいいけど、左も同じように痛いかもしれないよ?今からやり直す?」と無常に聞き返され、「…このままいきます」と心が折れた返事をしました。もうどうにでもしてくれ。とりあえず私の胃はどうなんでしょうか?
「はい、入りました。ここから色々見ていきますね」
空気を入れられているらしく膨満感があったり、恐らく先端が胃の内部に当たるからだと思いますがチクチクする感触が少しはありましたが、基本的には無痛でした。
私のように鼻の奥が狭い人は辛いかもしれませんが、そうでない人は、最初から最後まで全く痛くもなく、嗚咽する事もなく検査を終える事が出来るかもしれません。あるいは先生の腕が良かったのかもしれません。
内部をくまなく見てもらうのに、結構アクロバティックに管を操る先生のお腹を見ながら、いつ鼻が裂けるかヒヤヒヤしていましたが、「この先。この先にポリープがあるはずなんですよ、検査結果ではねー。…ないですね、何もない。キレいなもんです」とのお言葉に心底ほっとしました。
もし何か見つかるとしたらこの場面です。
鼻から管を通した場合普通に話が出来るので、気になる事をその場で尋ねたい方にもこの検査法はオススメです。
開始前に看護婦さんから、「唾をごっくんするとオエってなるから全部垂れ流して下さいね」、とガーゼをあてがわれましたが、痛みと戦っていたせいか全く気にならず(あらかじめ口で呼吸するよう気遣ってはいましたが)、飲み込むまでもなく、垂れ流すまでもなく終了し、最後にほっぺの内側に溜まった唾液をプイッと吐き出す程度で済みました。
検査中ずっと看護婦さんが肩から背中にかけてを擦って下さっていました。
よっぽど強張っていたのだと思います。まあ、力を入れるなと言われても無理な話なのですが、私の場合は、擦る力や速さが変化すると「ああ、今すごい強張ってたなー」と自覚できる程度の余裕はありました。鼻の痛みにさえ耐えられれば、中を診てもらっている最中は痛みも不快感もありませんでした。
最後にゆっくり抜いて終わりなのですが、やはり最後の最後、抜き終わる瞬間は少し痛かったですが可愛いもんでした。
検査はこれで終了です。
所要時間は15分程だと思います。
あとは口の中をグチュグチュベーして、鼻をかまないでくださいとか1時間は飲食を控えて下さいなどの注意を受けたのち、改めて先生からの結果報告。
私の場合は懸念されたポリープもなく、胃の内部も綺麗ですと仰っていただき、当初考えていたピロリ菌の検査もしませんよとのお達しで、めでたくお会計へ。


と、なるべく細かく流れを書いてみました。
もしどなたかの参考にでもなれば幸いです。



検査を受ける前の日は本当に夜も眠れない程不安でした。
子共が生まれて間もないですし、一年半ほど前にきついギックリ腰で入院を余儀なくされたおかげで、先日カンポの学資保険審査に落ちてしまいました。
そんな事もあって、また自分の体に何かあれば、我が家はどうやって食べて行けばいいのか、どうやって子供のための貯蓄をして行けば良いのか、そもそも自分はあとどのくらい生きられるのか…。本当に色々考えましたし、今まさに、そういった悩みを抱えて辛い日々を過ごされている方もきっと大勢いらっしゃると思います。
失いそうになって初めて健康のありがたさが分かります。
本当に辛いことです。
人間いつ病気になるか分かりません。私ももう若くはありませんが、仕事にかまけて運動などもしていません。現時点でも禁煙継続中ですが、そろそろ風呂上がりのストレッチ程度ではメンテナンスし切れない体になってきました。
今の時点で私の胃は何事もないようです。
しかし良かったとばかりも言っていられないのです。
ここ数日の話なのですが、胃カメラの予約を取りに病院を訪れた時にはその話をした記憶があるので少なくとも2週間程。
ほぼ毎朝、目覚めると胸の真ん中を中心として胸全体が、酷く痛むようになりました。
息を吸っても吐いても、寝返りを打っても打たなくても、ただひたすら痛い。
「あー、イタタタタタ…。ッスー…ウー…、タタタタ…」
と小さく声がでるレベルです。
痛くて目が覚めているのかは分からいのですが、携帯のアラームが鳴り始めるより前には起きてしまいます。
もちろん眠たいのでそのまま頑張って寝ようとはするのですが、無理です。
10分から20分程ウンウンゴロゴロとのたうった後、やっぱり無理だと体を起こします。
すると不思議な事に、起床して10分もすれば、じわじわと痛みが引いて、やがて何事もなかったかのように治ってしまいます。
もちろん、起きてすぐ水を飲んだり朝食を食べたりした瞬間はまだ痛みが残っていたりするのですが、それでも午前中ずっと痛いとか、一度引いた痛みが戻ってくる事もありません。
今の所は起床時だけに限った痛みですが、その内真夜中に激痛で飛び起きるのではなかろうかと思うと怖いです。あるいは仕事中に痛みが戻って来るとか。基本的に怖がりなもので、一旦不安に思い始めると、それまで感じて無かった胸苦しさまで感じるようになり、呼吸まで浅くなってきます。
大抵の病気は横なって寝て治すものだと思いますが、横になると痛み始めるなんて辛すぎます。
胸痛というものらしいですが、原因となる病の可能性が多すぎて素人判断もできません。
なので明日またもや病院へ行こうと思っています。
台風も来ていますし、天気が悪いと腰が痛いのでそれもまた辛いのですが、背に腹は代えられません。
先日の胃カメラは、バリウム検査に引っかかったという理由での再検査であり、自覚症状などは胃に限っては全くありませんでした。
しかし今回は毎朝辛い痛みに悩まされた上での診療になります。
正直、圧倒的に今回の方が怖いです。
内視鏡検査の結果としては、胃も、食道も綺麗であり、逆流性食道炎の疑いはないとの所見が出ました。とすると痛みの原因が肺なのか心臓なのか、筋肉なのか、神経なのか、全く分かりませんがそのどれであっても大変な病気の可能性を孕んでいます。



明日病院へ行っても症状をお話する程度で、今後精密検査をするとしても予約を入れるだけして帰されると思います。
何度か通う事になると思いますが、今度も、なんともなかったですと書き残せるよう今から震えて祈っています。