意外な初体験

今日は地元の祭りでした。祭りと言えば夏祭りのイメージがあるけど、例年うちではこの時期に出店や山鉾巡業などで3日ほど賑わいます。子供の頃はよく出店目当てに母親を引っ張り出し、りんご飴だの紐飴だのくじ引きだの楽しんだものですが、子供って大概山鉾なんて興味ないんですよね。まあ今でもないんですが…。神主が馬乗ってるの見て何が楽しいんだか?白髪交じりのおっさん衆がハッピ姿でウェイウェイ言うてるの見ても怖いし。けど今日に限って、仕事中会社の専務に呼ばれ、何故かお金を渡す付き添いに借り出された。なんのお金なんでしょうかね。お賽銭?ご祝儀?へ?何?というハテナが幾つも浮かんだけれど、こんな機会でもなけりゃあ地元のお祭りを生で見る事はないので、まあいいっか。思ってたよりも白髪のハッピのおっさんは大人数で、圧倒された。うちの店の周辺は尋常じゃない交通量なのでいつも渋滞なんですが、そこを地元の警察が必死こいて止めて、呑気な馬に乗った神主がポコポコ。おっさんが何十人もウェイウェイウェイウェイ言うてました。お金を渡すと、何十台も車止めてるにも関わらず、往来の真ん中で山車を上下に揺らす揺らす。おっさん得意げにジャンプしながら揺らすんだもの。ちょっと引くわ。心の中では「ヒャ〜〜〜。ウヒャヒャ〜〜〜」って言うてるくらいのテンションだったし。ちょっと苦笑い。昔は近所の家々の前に俺達みたくお金を持った住人が待ち構えていて、行列が通る度にお金を渡しては騒いでいたそうな。こういうのが俺の知らない所で長い間行われてたんだな〜としみじみ思う。
しかし車を止められたカップルは、車内で迷惑そうな顔をしながら写メ撮ってました。