俺達の落ち度・・・か?

その舟屋の里フェスティバルの翌日の話。夏前に訪れた思い出の場所がありまして。ストレートにその場所の名前を書くと面倒なことになる「かも」しれないので伏せますが、その場所に行ってきたわけです。良い思い出があってね、また癒されたいなーと。前日に結構体力を使ったので、今日は癒され日にしようと。やっぱり素敵な場所でした。お気に入りの店があったりなんかして。農家deカフェ、という看板を掲げた魅力的な夫婦が営む喫茶店。しかし訪れた時間が遅すぎて、閉店してたわけだ。仕方ない。もともと手作りのパンをメインにしているお店で、売切れ次第閉店なので仕方が無い。
で、だ。ソフトクリームを食べているカップルがいてね。急に食べたくなってその「別の店」に入ってみた。外観は古民家。しかし中を覗くと雑貨屋さんのような、オレンジ色の照明が素敵な内装。「おお、ここも良いなあ」と。お客は皆外でソフトを食べているんだが座敷がガラガラだったので、喜び勇んで奥へ上がる。で、注文。もちろんソフトクリーム!
「ソフトクリーム。…以上ですか?」と店員の若いお姉さん。
「…はい」。…ん?なんか変か?
まあいい。地元の牛乳をたっぷり使ったコクのあるソフトだ!うん、美味い!店内の雰囲気と良いソフトといい、申し分ない!
と、突然彼女の顔色が変わる。
「…出ようか」
「え?」
「ソフトだけの客は座敷に上げんな、ってさ」
…そうなのだ。道理でガラガラの店内ではなく、客が皆外で食ってるはずだ。店のルール?かなんか知らんが、フードメニューやドリンクメニューを頼まず、ソフトだけの客は座敷に上げないはずだったのだ。俺がそんな事知るわけなく平気で上がりこんで奥に座ったもんで、注文を取った後で「外に出ろ」とは言えなかったらしく、厨房で店員の若い娘とその母親らしき女性が「小声」で話しているのだ。
小声じゃねえよ。彼女聞こえてんじゃねーか。
何値打ちこいてんだ!?
満席やそれに近い客がいるなら分かるさ。仕方ねえ。けど誰もいない店内だ。それなのにソフトだけの客は座らせるな!?客商売舐めてんじゃねー!
まだ食いかけのソフトを二人して無理やり口に詰め込み、立ち上がる。もう二度と来ねえ。店員の顔も見ずに金を置いて、速攻で立ち去った。
考えられます?これが普通なん?理由はなんなん?俺たちが浅はかなんか?
ワケがわからん。
この怒りはどこにぶつけたらいいんだ?