レザーにクラフトさせられている。

服に着られている。みたいな。どこを目指して歩くかによって上達する部分としない部分がありますが、基本、自分の場合は綺麗に仕上げるという大事な部分が伸びません。昔から革好きで、それこそ規制品(職人の魂ですが)のレザーウォレットは幾つも(無駄に)所有していますが、そういう「作品」を目指すには、趣味の範囲を超えるレベルが必要だと感じます。ネットの発達したこの時代、型紙も無料で落とせるし、時間はあるのだから目指せば届くとは思いますが、いかんせん「せっかち」「大雑把」「短気」はい、B型。前回載せた記事はコインケースとマネークリップ(のような使い方をする)なんですが、無謀にも通販でサドルレザーを購入してのぶっつけイメージオンリーで突貫工事。今もその姿勢は変わらないのですが、材料は端切れへとランクダウン。しかし侮るなかれ、皮の端切れってばなかなかどうして、良いんですよ。雑貨屋でみかける「お手製の財布ですー」レベルの物なら意外と遜色なく仕上げる事ができます。それでも3000円、4000円とかで売ってんだから、衝動買いのむなしきことよ。この一月ずっと二つ折り財布を作ってます。端切れ自体はそんなに高いもんじゃないし、工具は最初に揃えてあるから出費は嵩みませんが、今更もともこもないこと言いますけど、財布って一つあれば十分じゃないですか。なので使わない財布が溜まる溜まる。一応今は自分で作った財布を使ってますが、そいつも今点数つけるなら、65点、ん〜、70点くらい。二つ折りが納得できないと、ロングウォレットに行く気がしないので、もう少し、修行の日々が続くと思います。


ギャーーース!

チクチクチクチク…

ブラザー達。

今はこいつをお供に。