genre killer music vol.1

「え?あなたにとって音楽とは、ですか? そりゃあもう、人生の半分以上ですよ。いや、バンドとかはやってないですよ。そりゃーあーた。人には向き不向きってのがあるでしょうよ。
好きなジャンル?そんなの簡単には決められませんよ。ほとんど聞かないジャンルもありますけどね、何が一番って言われてもあーた、そんなのはね、人生と一緒でね、あっちの道行っては引き返し、こっちの道行っては引き返し、それとおんなし」

と、無意味に架空インタビューを受けて大泉洋風に答えてみました。
こんばんわ。
先週から始まりました音楽連載「genre killer music」の第一回目です。分かりにくい嘘でごめんなさい。ブログのタイトルにもなってる通り好きな物が色々ありすぎたり、仕事で忙殺されたりでなかなかじっくり腰を据えて何かを書くという事ができないので、今回から勝手に一人企画を開始してみたいと、思います。

今回のテーマは、「自分、何が一番好きなん?」です。
こういう質問する人ってたいがい、今すんげー嵌ってる曲とか、バンドとかがあるんでしょうね。
自分の中にも、突出して好きなジャンルは確かにあります。
パンクと、メタルです。じゃあそれしか聞かないか?といわれると、そんな事は当然ないわけで。
所謂ロック全般はもとより、ジャンル分けされている分類で言うと、ハードロックも、UKも、ヒップホップも、ジャズも、ブルースも、カントリーも、j-popも、ハードコアも、プログレも聞きまくりです。
ほとんど聞かないのが、アニソンと、全く聞かないのが日本のラップです。アイドルも聞きませんね。
上に網羅したジャンル、ほんとかよ、と思われる方もいるでしょうし、各ジャンルで一番好きだなーと思うアーティストを載せておきますね。と言っても、もちろんそのジャンル間にはバランスにばらつきがあって、中には「このジャンルこの人しか聞かない」という場合もあります。オールジャンルまんべんなく聞いてたら耳が壊れるし、人間ジュークボックスになれるわな。

ハードロック:Def Leppard
UK:oasis
hiphop:EMINEM
ブルース:Tom Waits
カントリー:Joan Baez
j-pop:KOKIA
ハードコア:Nasum
プログレPink Floyd

こうして書くと大御所や有名人ばっかりで、なんか上辺だけなぞってるみたいで凄く拒否反応を自分で示すわけですが、わかりやすく言うと、という感じで捉えていただけると幸いです。書ききれないくらいいると思ってください。要はここらへんの有名バンドを幹として、そこから伸びる枝を辿って無数のバンドやグループと出会って行くわけですが、各ジャンルのルーツは、上記の方達にたどり着く、ということですね。正直、oasisとかeminemなんか、書いてて恥ずかしかったですよ。他にも良いバンド一杯いるのにそこ書く?というね。
けど実際向き合ってちゃんと聞いてみると、やっぱり格好いいですよ。oasis解散しやがったけど。eminemなんて、流行ってしまったのでアレですけど、才能ある人だと思います、本気で。もとは古くから、LL Cool J 、RUN D MC、Public Enemy 、ICE T、ICE CUBECypress HillWu-Tang Clan などを好んで聴いてましたが、最近まで聞いてる人となると、やっぱりeminemさんなわけです。音良いし、巧いし、曲もね、熱いものから泣けるメロディまで様々。
国によっては、このジャンルだけ一生聴き続ける人達もいるくらい、奥の深い音楽だと思います。己の置かれた世界や、日々の暮らしと密接に関係した音楽ですし、元はバックに音の無い世界から始まっているジャンルですから、そりゃ、深いっすよ。日本人が聴いてもピンとこない、という意見もありますが、突き詰めて考えれば、他人の歌う唄なんて全部そうでしょ。要はそこから聴き手が何をどう感じ取るか、が重要であって、時代や、背景はそんなに分厚い壁ではないように思います。人間が歌ってんだし、人間が聞いているんだし。

と、何故かヒップホップでかなり引っ張りましたが、一つのジャンルでだいたい色々聴いてるよ、というのはなんとなく分かっていただけたと思います。
各ジャンルにはそれぞれ良い所があって、その音楽で何を聞くか、何を感じるのか。感じ取れる音楽であれば、ジャンルはなんでも良い、というのが自分のポリシーです。

次回から、各ジャンルをもっと掘り下げて書いていきたいと思います。
今回は、この辺で。