秋から冬へ

またまた日にちが開いてしまいました。
前回から今日までの間に、地元京都はコンピュータ学院で行われた文化祭に、KOKIAの歌を聴きに行ってまいりましたよ。オフィシャルにアップされるより早く情報を掴んでいたので、チケットはかなり早い段階から抑えられたのは良かったのですが、なにぶん「文化祭」というものに触れるのが初めて。会場の規模も知らず、かなり適当な時間配分で周辺をうろうろしていました。いい年したおっさんですし、あまり若い雰囲気になじめないので開場ぎりぎりに行くと、そこは長蛇の列!チケットを早く入手した意味無し。本当にこれだけの人数が入る箱なの?と心配しながら会場に足を踏み入れて仰天。KOKIA自身ののホンイキツアーの会場よりでかかった!羨ましい!もったいない!一般に貸し出せばかなりの人数が収容できそうなクラッシックな場所でした。前の方には座れませんでしたが、中段あたりのど真ん中、良い場所に座ることが出来ました。昔京都にあったスカラ座を思い出しましたよ、あの大きな映画館。イベントなので多くの曲数は聴けませんでしたが、それでもやっぱり生で聴くKOKIAさんの歌声には感動以外言葉もなし。会場の割りにスピーカーが大きくないので、内側から膨らんで屋根を吹っ飛ばすほどの大音響、ではなかったですが、力溢れる透明な音波(otonami)は素晴らしかったです。今年は残すところあと一本。来月東京行って見て来ます。指定席の場所が分かったので、「ああ〜、また左側から首を痛くしてみるのか」と少し残念ですが、今年を締めくくる大事なイベント(自分達にとって)、目一杯KOKIAの歌を体内に取り込んで帰って来たいと思います。


つい今しがた、懐かしの名作「フットルース」を見ました。
若い人たちはもう名前も知らないかもしれませんね。80年代前半に公開されたアメリカの青春映画です。ある事件によって、ダンスを禁じられた街に転校してきた主人公、ケビン・ベーコン(若い!)演じるレンの葛藤と友情と恋を描いたコッテコテの青春ムービーです。現代の価値観から見ると設定からむちゃくちゃで、コントみたいなシーンや単純明快すぎる心理描写に照れてしまいますが、それでもやっぱり良い映画なんですよね。スタイリッシュとはかけ離れた、子供じみた嬌声とダンスナンバーに彩られた懐かしくも新しい、そして元気に満ちた羨ましい映画です。こういう時期が人生のなかにあるかないかで、人生だいぶ変わってきますよね。楽しむ姿勢、ポジティブな思考、乗り越える勇気、そういうものが自然と組み込まれていて、そこをうまく通過できると、大人になってもきっと役に立つ。自分の場合はお酒とタバコの煙に彩られたちょっと危険なライブハウスがその舞台でしたが、若かりし日々を思い出して少しホロリ。

冬の寒い時期に見る温かい映画って良いですね。
クリスマスムードも好きですし、飯が美味いし(冬関係ない)、革ジャン着れるし、断然夏より冬派です!

さて、次は「フラッシュダンス」でも見ようか!