「言葉を残そう」

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夏が終わりました。

東京都杉並区永福町。
「永福町軽井沢」と笑って言った、最も神に近いひと、KOKIAのファンクラブイベント「都会の隠れ家コンサート」に行って参りました。
何年ぶりだろうね、ワクワクしながら東京に向かったのなんて。
それにしても何が9月だ、半端なく暑かったです、東京。コンクリートジャングルでは全く無かったですけど、体感的には先週訪れた兵庫県丹波の森公苑よりも暑かったと思います(汗の量比)。
じっくりとKOKIAを聞き込み始めてまだ1年経つか経たないかだと思うんですが、今年はほんとKOKIAイヤー、コキイヤー。
4月に行われた「音の旅人」コンサートツアーin大阪。
そこからしばらく空いて夏の一大イベント(自分の中で)、フードフェスタin兵庫。
あれからまだ一週間しか経ってないなんて思えない。
そして今回の、ほんの昨日、東京でのファンクラブイベント。
一年の折り返しを過ぎましたが、今年は前半、本来の得意分野であるパンクライブイベントをはるかに上回る熱烈ぶりでした。
この後も巧くいけば11月に一回、12月に一回、彼女を生で見れそうです。

京都に住んでいるので、東京へ行くというのはそうめったに機会があるものではなく、電車賃もバカ高いですし、よっぽどの事が無い限り行く気にもならないわけですが、今回「も」本当に行けてよかったと思います。
KOKIAのライブは行こうと思っても必ず行けるわけではないので、幸運に恵まれていると思います。

ただ少し残念だったのは、こういうイベント場合、必ずと言っていいほどイベントスタッフの粗さが目に付いてしまう。
まず今回のイベント、席は自由なんです。ようは速いモン勝ちという奴。それは言いんです、良い席座りたい人は汗だくんなって並べばいいので。だけど会場が住宅街にあるので、わんさか人が集まると邪魔になるため、会場30分前に整理券が配布されました。ここも良い。自分と彼女も、暑さに負けて列に並ぶことを諦め少し遅れて到着したため、30番台の整理券を受け取って一旦解散。100人ぐらいしか集まらないイベントなので(まあ、全部で5回行われるのでそこそこの人数が参加出来るわけですが)、30番台はそんなに悪くないと思いましたよ。で、開場5分前に集まってくださいと言われたので、その間近所のオシャレな本屋さんで時間を潰し、再度列に並ぶ。
ん?とまあ、ここで少し首を捻る。まあ、深く考えず、開場を待つ。
しかし待てど暮らせど開場しない。なんかトラブってんのかな。仕方ないかと思いつつも、炎天下の中ファンクラブの会に集まったファンを待たせるんじゃねーよ内心思いつつ。
やっと開場したかな、と分かったのは、並んでる列がざわざわと動き始めたから。
嫌な予感が過ぎる。整理券を持っている自分達は何も考えず列の後方で待っていたのだが、どんどん客が会場に吸い込まれていく。
「おい、まさか番号関係なく、今並んでる順番に入って行くのか?」
整理券の番号ちゃんと呼び込みしてるか?と彼女に聞くも、不安顔で首を横に振る。こうなってはじっとしていられないのが、自分。
どーん、と脇道にそれ、列を一番前まで追い越して受付前まで行く。おそらく、「うわ、なんだこいつ」という目で見られていた。けどもし、整理券が単なる入場者管理に使用するだけで番号順じゃないのなら、一言言わずには済ませない。自分の前にいた優しそうなお兄さんに、
「これなんの順番ですか?番号呼んでくれてます?」
と尋ねると、お兄さんも少し困惑気味の笑顔で「いや、呼んでないです、でも番号順だと思うんですけど」といった感じの返答。
「これはヤバイ」
と思い、彼女を呼び寄せる。
「おい。これなんか適当に並んでるっぽいぞ。番号自己宣告せなあかん」
それはどーなのよ!?
大阪ではちゃんと係りの人が、「30番台の人〜〜!」って呼んでたぞ?
結果的に、ちょうど30番台の順番だったようで、一瞬で入れたが、いやいやいやいや。呼ばんかい、と。
だってたまたま尋ねた優しそうなお兄さん、40番台の券持って最前列右往左往してたからねえ。
ファンが混乱する。受付前で混む。そういうのを避ける為に整理券を配布したんじゃないのか?
結果的にちゃんと入れたから良いじゃないの、じゃ気が治まらないのだよ、俺は。

こういう話はね、KOKIA本人には全く関係ないので、書きたくなかったんですが、個人のブログだし今更イベントスタッフに文句言う気もないので、負の感情を浄化させるべく書きました。

イベントの内容は素晴らしいの一言でした。
普段聞けないようなKOKIAのおしゃべりあり、ピアノ弾き語りあり、ギター松尾さんを従えてのアンプラグドメインに、レアな曲もたくさん聞けて充実の2時間でした。実際はもっと短く感じましたが、それでも東京まで来て良かったと思える十分な内容でした。
最後になんと、2ショット写真まで撮らせていただいて、感動。
こんな機会そうそうないもんなあ。
会場は100人入ってぎゅうぎゅうでしたが、とても音の響く、小さな教会のような場所で、こんなところでKOKIAの圧倒的なヴォイスを堪能できて幸せでした。
CDって、何度も撮り直したり、人によっては加工したりで、「完璧な作品」として残すじゃないですか。
KOKIAの場合、全員がそう思っていると思いますが、圧倒的にCDよりライブの方が上、なんです。
とても声量があり、高音も低音も決して外さない、濁らない、誤魔化さない、完璧な「歌」を生で発信できる稀有な人。
ほんわかしたオーラなのに、話を聞くととてもとても頭の回転が速く、そして可愛い。天は二物も三物も与えた。
下品な言い方ですが、「すんげ〜可愛い」です、生KOKIA
存在が可愛いんです。
イベント最後に写真撮影とお見送りの時間があったんですが、彼女を先に並ばせてその様子を見てたんですが、持参したデジカメの性能は良いんですがフラッシュが未搭載なので、室内撮影に不安がありました。なので事前に、感度を上げて、「シャッター切るまで長めに押してください」と撮影してくださったマネージャーさんに伝えたんですが、その際カメラに興味を持ったKOKIAさんが、
「良いカメラだもんね〜。これ私チュニジアで壊れちゃったんだよ〜」
と仰って、近寄って下さった。羨ましいぞ!
「同じ奴ですか!?」
と興奮気味に尋ねる俺の彼女に、
「一個前の奴だよねえ」
と答えるマネージャーさん。おお、なんか知らんが「神ファミリー」と俺の彼女が絡んでいる!と変な感動を覚えました。
そして自分の番。色々考えたんですよ、一緒にファイティングポーズとってもらおうかな、とか。でも結局ピースサインですよ、情けない俺、実に情けない。でも神だから。仕方ない。そんな変な絡み方できない。KOKIAって人は、ステージだととても堂々と、雄大で、大きく見えるんですが、実際並んで立つと小さい。ブーツ履いてたってのもあるんですが、後で写真見返してみてもやっぱり小柄。オーラが人を大きく見せるってほんとにありますよね。
自分のカメラは彼女と同じ「GR2」なので、マネージャーさんにも「同じ仕様なので、おんなしよーに、シャッター長めで」とかなんとか伝えたまでは良かったんですが、室内用にと気をとられ過ぎて感度を上げすぎたみたいでして。
1枚目パチリ。と、やはり白く飛んだみたいで。
「エレベーションが高いな」とマネージャンさん。カメラに詳しいのでしょうか。
「ん?エレベーション?」と俺。するとKOKIAさんがまるで少女のような声で、
「エレベーションて何だ!?」とな。
おお、俺のカメラ、でかした。今でもエレベーションが何か分からないけど、神から声を引き出したぞ。よしよし。
次の瞬間。マネージャーさんが俺のカメラの何かを色々調整して下さってる間、ま、間が持たない。とそこへ。
「ふ〜ん、ふふ〜ん、誰かのために〜(確かこんな感じだった)」
なんとKOKIAさん生鼻歌@俺のすぐ横!
思い出すと震えがくる。何このサービス。それなのに緊張して俺ガン無視。俺ってこんな使えない奴だったか?せっかくマイカメラが巧く時間を作ってくれたってのにさー。
まあ、それでも仕方ないさ。幸せは突然やってるくるもんな。
身構えて何かを用意できる時間なんてない。
全部受け入れる、これ大事。

そんなミラクル連続の一夜でした。余韻が今も耳の後ろあたりにずっとあります。
この夏は花火なんか目じゃないくらいの、たくさんの思い出を作れました。
素敵な夏、長い夏だったなー。