「言葉を残そう」

ブログ版非公開

the brown bunny

ヴィンセント・ギャロ。「ブラウンバニー」を見ました。「バッファロー66」は見てません。ヴィンセントは昔、「愛と精霊の家」という名作にチョイ役で出演していたのを見て、うお、ザッツ変態!という印象を持ってしまい、完全に引きました。当時無名だったせいもありこちらも知識がなかったので、もう出会うことはないであろうと思っていたのに、才能ある人だったんですね。顔はすこぶる男前。ちょいクセのある顔立ちですが、意外に優しい声と話方がずっと脳のどこかにこびりついていたので、「バッファロー66」が評価された時には直ぐに思い出しました。
今回「ブラウンバニー」を見たのは、他でもないヒロインの、クロエ・セヴィニーが大好きだからです。他に知らないですけどね、この女優さんが好きだという話。デフォルトでヤク中みたいな顔してる人で、美人女優という部類ではないんですけど、常に悲しい目と、幸せオーラゼロの雰囲気がたまらなく好きです。本当に出会えたとしたら、この身がぼろぼろになるほどのめり込みそう。
クロエ自身もヴィンセント同様クセのある人なので、主演という形では見たことないんですが、「ボーイズ・ドント・クライ」というこれまた痛々しい映画で心臓打ちぬかれました。めちゃくちゃエエ女やないか!という役どころでしたし。「デーモン・ラヴァー」で少し垢抜けした綺麗どころを演じているのも好印象。…まあ、要はクロエが見れたらそれでいい、という。あ、主演作見てるや。なんだっけか、アメリカで実際にあった洗脳実験の映画。なんとかウルトラ、という映画で、やっぱり演技巧いなーと思っただけで映画自体は全然印象に残らなかったですが。
で、「ブラウンバニー」ですが。傷心男のロードムービー、でいいのかな?前半は完全にヴィンセントの独壇場。「こういう画が撮りたいんだよ僕〜」という映像のオンパレード。だけどこの部分が重要なんですよ。中身はまあ、触れないでおくとして、才能あるな、と思います。映像に被さる音楽もセンス良いですし。これはヴィンセント・ギャロという人を知らないで見たほうが、ちゃんと見れる気がします。
個人的には、もう2度と見ないでしょうけどね。今回のクロエは、その衝撃的な演技(控えめに言いました)は良いとして、ルックスが、やんわり過ぎる。もっとエッジのある人なのに、田舎臭い。そういう役どころなのかもしれないけど、クロエを元カノだからという理由で起用したんだとしたら、ふざけるなよヴィンセント、と言いたい。
余談ですが、クロエが好きで、パソコンのデスクトップを飾って欲しいと、画像検索をかけた所、どう見ても流出画像かAVか、という際どい写真ばかりヒットして。このブラウン・バニーを見て納得しました。DVDにはえげつないモザイク、というかボカシが入っていたので余計不快でした。ばっちり見せなくてもいいから、せめて「分かる」モザイクにして欲しかったです。