ここ数日の裏側

ずっとモンハンやってますがその裏でのアレコレ。
まず見た映画4本。全部DVDですけど。映画といえば「しんぼる」見たいね〜。もうCM流れると手を止めて見入ってしまう。んで笑う。「ここどこですかね〜!?」「もう帰りたいんですけど〜」という関西人特有の方言混じりの敬語がどつぼに嵌る。あー早く見たい。で、DVDですが。
まず●「ホステル」。
タランティーノ監督だってね。それ言われなきゃ分からん。開始30分ほどはずっと安いピンク映画みたいでしたし。レザボア・ドッグスパルプ・フィクションで彼の映画に嵌った人はがっくり肩を落とすでしょうね。ホラー映画の棚にあったんですが、ホラーじゃないよ。サイコだサイコ。人を驚かせるのは得意なはずなんだけど、今回はちと苦しいねー。スプラッタ映画に、彼自身の趣味的な発想をぶちこんだ感じ。日本人キャストがいたり、何故か三池監督が出てたり(クローズZEROの監督)でニヤニヤする部分はあったけど、これは劇場で見るような映画ではないよ。
●「17歳のカルテ
ウィノナ・ライダーが好きなので、ただそれだけで見た。話は「クワイエット・ルーム」「ヴェロニカは死ぬことにした」にあるような、精神病棟の話。といっても今回は少女期の他人とは「ちょっとだけ」ずれた感性や習慣を大人たちに理解されないだけの、それほど苦しい境遇とは思えない女性達の物語。文化も時代も違うので、うまく感情移入できないのだけれど、台詞や説明で彼女達の置かれた状況は理解できるのでサクサク映画は進むんだが、いまいちドコを見ていいか迷ったな。なんと言ってもアンジェリーナ・ジョリーが出てるんよね。ウィノナのダブル主演くらいの位置で。アクション女優という目でこれまで見てきたけど、演技も良かった。うん、ウィノナより良かった。特に前半の強く明るいポップな演技は可愛くて好きだ。この路線で行けばよかったのに。
●「ナイト&デイウォッチ」
スンゲーおもろい!!ロシア映画って何もイメージ沸かないんだけど、以前テレビで見たナイトウォッチがマトリックス以上に面白い記憶があって。3部作くらいの長い映画なので続きがきになり2作とも買って見た。ロシア産ダーク・ファンタジー。映像と音、出演する女優さんの質の高さに度肝抜かれた。スーパーモデルみたいなのが山ほど出てくる。男は皆ダサいしグダグダ。でも愛嬌あってね。ダーク・ファンタジーなのにユーモアもあって、楽しい。ちゃんと話も理解できるし、見て損はない。ってか劇場で見たかった。ひとつ不思議なのは、3部作とか言われてるくせに、「ナイトウォッチ」「デイウォッチ」の2作で話終わっちゃったんですけど。ほんとに続きあんの?これ。